コラム2017.07.29
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・もともとはモデル志望なのか
最初はそうでしたが、映画などを見始めるうちに、演技もいいなと思い始めてきまして。今後はどちらもやっていきたいです。
・この世界に入ったきっかけは
最初はスカウトです。その時は全くやるつもりがなく断っていましたが、友達と服の話をしていたら、だんだん楽しそうだなと思うようになってきて。あとは、窪塚洋介さんが好きで結構作品などを見ていたのですが、僕ずっと卓球をやっていたので、『ピンポン』を見た時「めっちゃくちゃ面白い!」と衝撃を受けて…。それ以降窪塚さんの作品はずっと見ていて、だんだんとそっちの世界に行きたいと思うようになりました。いつか窪塚さんと共演できるのを目標に、今必死に頑張っているところです。
・断った最初のスカウトはいつ頃だったか
15~16歳くらいでしたね。その頃は卓球に命を懸けていたので、全く興味がありませんでした。
・あまり卓球のイメージがないが
身長があるのでバスケやバレーのイメージを持たれますが、卓球です。わざわざ聞かれることも少ないので自分から言うことも少ないのですが、言ったら結構、ギャップがあるらしく食いついてもらえますね。確かにこの身長で卓球やって、芸能界も目指しているってやつはあんまりいないと思います。叶わないかもしれませんが、いつか窪塚さんと『ピンポン』のリバイバルで共演したいです。映画は難しくても、舞台版ピンポンなどを発表してもらいたい。おそらく芸能界の中では卓球は最強だと思います。世界卓球の某キャスターさんより、おそらく僕ですね。
・すごい情熱。卓球といえば、最近日本人がだいぶ強くなってきて盛り上がっているが
本当に、日本の卓球のレベルはものすごく上がってきています。実は、この世界を目指す前はわりと真面目に卓球のプロを目指していました。始めたきっかけは、友達に騙されて…。僕の父親がバレーをやっていたので僕もバレーをやろうと思っていたのですが、幼馴染に一緒に卓球をやろうと誘われたので卓球を選んだら、彼は剣道部に行ってしまい、なぜか僕だけが卓球部に…。
・ものすごい裏切りにあったにもかかわらず、続けたというのがすごい
それが、自分でも驚くほどはまってしまい…。そんなふざけたきっかけではありましたが、その後世界卓球に出ていた方に教わるなどして、本格的に取り組んでいました。現在も続けているので、卓球歴は14年です。
・今後は卓球愛を全面的に出していってみては
この記事にもしっかり書いておいて下さい。「僕は卓球が好きだし、嫌いだ」と。
・結局どちらなのか
僕は勝ち負けにこだわるよりも、卓球は楽しくやりたいと思っています。ですので選手には向いていないし競技としては嫌いですが、楽しくできる卓球は大好きです。もし仕事で卓球に関わることができたら、僕は幸せです。
・現在の事務所に入ったきっかけは
紹介でした。最初は案件だけいただく話でしたが、最終的に所属させていただく運びになり…。事務所としても大きくしていく過程だったようで、そこに自分も参加させてもらったという感じですね。僕も事務所も成長過程でまだまだバタバタしていますが、一生懸命楽しくやらせてもらっています。
・卓球以外にアピールしておきたいことは(このままだと卓球の人に…)
とにかく多趣味なので、今後も色々なことに取り組みたいと思っています。例えば、好きでよくデニムのリメイクなどをしたりしていているので服も作りたいですし、2,5次元の舞台にも出たい。これは周りの先輩や友達も出たりしているので、刺激になっています。あとは、海外での仕事にも興味がありますね。ちょうど、英会話を習い始めたところです。海外の興味がある情報を得ようと、頑張って英文の読解や英文メールを作成したりしているのですが、毎回かなり苦戦しているので、まずは言語から習得しようと思います。
・興味だけでなく、行動力も伴っている
いやいや。僕はこれまであまり海外に行ったことがありませんでした。行きたいと考えるだけならこれまでいくらでもやってきたので、そろそろ実際行動に起こさなければと思い。あとは、知り合いでパリコレの衣装やヘアメイクをしている方がいて、「そっちに向いているから目指してみたら?」「困ったら頼って。でも最初は自分でやってみろ」と言っていただいたことも大きかったですね。そこから、まずは自分で何か行動を起こそうと色々調べたりアポを取るようになりました。
・世界とも繋がることができるSNSで、何か発信などはしているか
発信というのはもともと得意ではないのですが、自分を売り込む手段としてインスタなどの更新はしています。僕はあまり万人受けしないタイプだと思うので、不特定多数に発信するツールは向いていないと思っていましたが、ある時インスタで自分が興味を持っている海外のモデルからいいねとコメントがついたのをきっかけに、そこからやり取りが始まったりして。そういうのはすごく面白いなと思い、最近は積極的に活用しています。
・写真のイメージとは違い、柔らかく柔軟なモデル。もっと我が強いと思っていたが、周りや人の意見を上手に聞きながらうまく自分も出しているという印象
ありがとうございます。ただ、これには理由があり、また卓球の話に戻ってしまうのですが…(笑)。卓球を始めた頃、所属していたクラブチームでは周りに同世代のプレイヤーが少なく、僕が1番若いくらいでした。以来、12歳の頃から14年間、そのまま同じ先輩方にずっとお世話になっていて、卓球だけでなく社会も色々教えていただいたりしたので、その経験のおかげか、気づいたらこんなバランス感になっていました。
・小さいころから、素敵な大人に鍛えられたということか
そういうことにしておきます(笑)。
・今後の目標は
高校の頃、この業界を目指そうと思った時に、アパレルを目指す友達と自分の飲食店を持ちたいと言っている友達がいて、みんなで夢や目標をよく語っていました。だったら将来、みんなで一緒に全部叶えよう、30を過ぎた頃、お互いがそれぞれの分野で色々知れている頃にみんなで一緒にお店をやろうという話をしていて、僕はそこで自分で服のデザインもしつつ、自分がモデルとしてそれを宣伝できたらいいなと思っています。アパレルの友達は販路やマーケティングを勉強して経営面を、飲食も自分たちで料理を考えて、提供して。コーヒー好きなやつが色々なコーヒーを出して、本も置いて。全てがつまった居心地の良い空間を仲間と創る。これが僕の目標です。その為に、モデルとして、役者として、自分が表現したいものをしっかり表現できる人間になりたいですね。
・所属事務所